サイドスキャンソナーは海底(湖底)などの状況・地質を調査するときに使います。 調査船でサイドスキャンソナー(以下、曳航体と呼ぶ)装置を曳いて海底付近に沈め観測します。曳航体は海底面に向かって音波を発信し、戻ってきた反射強度を受信します。 反射強度は、海底地質を表現することが出来ます。人口構造物や岩石もしくは溶岩流などは、反射が強く跳ね返ります。また、平坦面の泥地質では反射が弱く戻ってきません。 このような反射強度を濃淡表示させることで海底の底質の違い(岩礁・岩・砂・礫・粘土質)が、ある程度判別する事ができます。また、海底面における人工構造物・漁礁・ケーブルの位置や形状を捉える事が出来るシステムです。
私達が生活する日本沿岸には、多くの人口漁礁が数多く設置されています。 現状の漁礁が効果的なのか?それとも古くに設置され位置・状況もわからないもの、埋没もしくは流されてわからないものなど多様なのです。 私達は、このサイドスキャンソナーを用いたシステムで調査し、漁礁などの設置範囲、個数、サイズ(幅・長さ・高さ)を簡単に把握する事が出来ます。
▲人工漁礁が設置されている海底のモザイク図