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学術調査 鬼界カルデラ海底調査《鹿児島県三島村》

薩摩半島から約50kmにある鬼界カルデラは7300年前に巨大噴火をおこし、海底に水没した世界で最も新しい水没巨大カルデラである。
その全貌がいま明らかになった。
海水をはぎ取ると、北西、南東約25キロメートル、北東、南西約15キロメートルの楕円形な巨大カルデラが顔をだす。
薩摩硫黄島・竹島はカルデラ外輪山の一部であることがわかる。
カルデラ谷は400メートルから650メートルあり、中央火口丘が瀬をつくっており、良好な漁場となっている。
鬼界カルデラ

The History

およそ7300年前に巨大噴火を起こした鬼界カルデラは、
『アカホヤ噴火』ともよばれその火山灰『アカホヤ火山灰』は朝鮮半島をはじめ遠く東北まで降り注ぎ、九州の縄文文化が壊滅的な打撃を受けと云われている。
現在でも『アカホヤ火山灰』は、地質年代判定の重要な『鍵層』となり注目されている。

鬼界カルデラ

The Survey

調査は、三島村、九州大学院理学府 地球惑星科学科との共同研究で2010年から2011年に渡る2期調査を行い薩摩硫黄島・竹島を含めた鬼界カルデラ全体の海底調査を実施した。
調査は、ナローマルチビーム測深機(R2-SONIC2024)にて水深約400mまでの海底地形状況を捉え、データから海底に多数の海底火山が存在し起伏した地形が確認できた。

鬼界カルデラ
鬼界カルデラ
鬼界カルデラ

アカホヤ火山灰とは・・・

およそ7,300年前の鬼界カルデラの大噴火に伴い噴出した火山灰のうち、上空に噴き上げられてから地上に降下したものをいう。降り注いだ火山灰は、面積で約200万km2も覆い東北まで到達しおおむね日本全域で確認されている。

アカホヤ火山灰

カルデラとは・・・

火山体の中心部にみられる噴火口よりはるかに大きな窪地であり、窪地の底をカルデラ床、周囲を外輪山という。スペイン語でカルデラは鍋、釜のことである。

カルデラ

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