1946年4月にGHQにより若狭湾沖合に海没処分された日本海軍潜水艦三艦を、弊社所有のマルチビームソナーを使って探索し発見に成功した。
調査は2018年6月18日から21日まで、浦環氏が代表をつとめ弊社も協力している「ラ・プロンジェ深海工学会」が「呂500探索プロジェクト」として京都府舞鶴市沖で行った。
三艦は位置も不明のまま72年が経過していたが、深さ90メートルの海底で今も原型を留めていた。
調査の様子は超高速インターネット衛生「きずな」を利用してリアルタイムで全調査が放送された。
潜水艦の位置
呂500マルチビームソナー画像
呂68マルチビームソナー画像
艦橋前方、右舷側
艦橋後方、右舷側
艦橋頂部、右舷側後ろから前方を見る
艦首にある呂500の特徴あるムアリングホール
伊121マルチビームソナー画像
艦首付近。伊121は艦首が下がっているのが特徴
今回調査に使用した弊社所有のマルチビームソナー「SONIC 2024」。シングルビームと異なり、左右に扇状に複数の音波を発射して海底の地形図を作れるので、船が前進することにより、海底の起伏を面的に計測することができる。